『Reuters』は「アフリカサッカー連盟(CAF)は、今月行われるFIFA会長選挙において、アジアサッカー連盟(AFC)会長のシャイフ・サルマンをサポートすることを決めた」と報じた。

2月26日に行われる予定となっているFIFA会長選挙は、前任のゼップ・ブラッターが不出馬となっているため、その動向に大きな注目が集まっている。

今最も有力な候補はUEFAの事務総長を務めているジャンニ・インファンティーノであると言われており、欧州と南米各連盟の支持を得ているという。

しかし今回、54もの票を持っているアフリカ大陸が、AFC会長のシャイフ・サルマンを応援することを決めたようだ。

先日CAFはシャイフ・サルマン、トーキョー・セックスウェール、ジェローム・シャンパーニュ、ジャンニ・インファンティーノの4名(アリ・ビン・アル・フサインは欠席)とルワンダで会談し、そのプレゼンテーションを受けていた。

ただ、シャイフ・サルマン率いるAFCは先日CAFとの協定を結んでおり、アル・フサインから「選挙違反に当たるのではないか」という指摘を受けていた。そこには、もしかしたら今後FIFAから何らかの捜査が行われるかもしれない。

なお、アフリカ大陸からは南アフリカの政治家トーキョー・セックスウェールが立候補しているが、CAFこの決定は彼にとっては大きな痛手になる。

最近撤退の可能性も示唆されていたセックスウェールであるが、FIFA会長選挙の競争に残ることを『Africatopsports』に明かしている。

彼の今後の判断も注目されることになるだろう。

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