スイスの名門バーゼルが、興味深いプロモーションを実施している。
ホームユニフォームのデザインがファンの投票によって決まるというのだ。
バーゼルでは2017-18シーズンのホームユニフォームのデザインを現時点で4案にまで絞り込んでいる。
本来であればユニフォームデザインの決定はクラブとサプライヤーによって行われるのだが、この度クラブはその最後の過程をファン投票に委ねることにしたという(なお2017-18シーズンは来々シーズンにあたる)。
投票期間は3月8日(火)の23時59分までの一週間で、投票に参加できるのはバーゼルの有料ファンクラブ会員のみ。
ファンに特別な体験を提供するだけでなく、こうすることで有料会員数の増加も見込まれる。非常に賢い手法だ。
ユニフォームデザインをファン投票で決める例は世界でも他に確認されているが、バーゼルほどの規模のクラブが取り入れるのは珍しいと言える(しかもホームモデルで)。今後、世界的にもスタンダードになっていくのだろうか?
デザイン案は以下の通りだ。
新ホームユニフォームのデザイン案その1
Posted by Simon Walter on 2016年3月1日
新ホームユニフォームのデザイン案その2
Posted by Simon Walter on 2016年3月1日
新ホームユニフォームのデザイン案その3
Posted by Simon Walter on 2016年3月1日
新ホームユニフォームのデザイン案その4
Posted by Simon Walter on 2016年3月1日
全体的な色合いだけでなく、細かいアクセントなどもパターン豊富!これは接戦になりそうな予感がする。
ちなみに、バーゼルのクラブカラーは赤と青。
バルセロナのクラブカラーとそっくりであるのは、創始者であるジョアン・ガンペールがスイス出身であり、バーゼルのユニフォームを参考にしたからであると伝えられている(バーゼルの方が歴史は長い)。