しかし、その副官を務めているジョージ・アフリイー氏はラジオ局『Star FM』の番組で衝撃的な内情を明らかにした。
なんとニャンタキー会長はその疑惑を払拭するため、自分の収入の額を公式に発表することにしたという。そして、その額は・・・
ジョージ・アフリイー
(ガーナサッカー連盟 副会長)
「これはきっと君たちにとって興味深いものだと思うよ。クウェシ・ニャンタキー会長は、2000セディ(およそ6万8000円)以下の手当しか受け取っていない。
彼には給料が設定されていないからね。多くの人は信じられないだろうが。
FIFAの会長が受け取っている給料を見たときに、私は本当に驚いたんだ。そして、彼の手法にも驚いた。
アシュゴールド(ガーナ国内リーグのクラブ)のCEOであるクディオエ・フィアヌーの給与すら、ニャンタキー会長より遥かに高額だ。我々はこの会長の宣言を歓迎している」
もちろんこれだけで疑惑が解消されるわけではなく、だからこそ不正でお金を得ているのではないか? という見方もされるかもしれない。
しかし、批判に対して相手を逆に罵るのではなく、自ら情報を開示していくという手法は彼らしいところである。