トロントFCの遠藤翼が鮮烈なMLSデビューを飾ったが、4年目を迎える先輩、ニューイングランド・レヴォリューションの小林大悟もいきなり大仕事をやってのけた。
6日に行われたヒューストン・ダイナモとの開幕戦。点の取り合いとなった試合は、3-2とホームのヒューストンが1点をリードし終盤を迎えていた。
そこでニューイングランドはベンチスタートとなっていた小林大悟を85分に投入、するとこれが見事に大的中する!
後半アディショナルタイム、小林は右サイドからのクロスにゴール前へ飛び込み、テクニシャンらしからぬ豪快ヘディングで同点ゴールを決めたのだ!
表示された追加タイムは3分。クロスが上がった時には92分50秒を回っており、小林は文字通り最後のプレーでチームを救ったのである。
33歳の小林は2013年に清水エスパルスからバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍しMLS初挑戦。同シーズンに2ゴールを決めたが翌年ニューイングランドへ移り、主に流れを変える役割を任され重宝されている。ただこの2年間は得点がなく、これがバンクーバーに在籍していた2013年9月以来となるMLSでのゴールとなった。
小林の劇的同点弾により、試合は3-3の引き分けに終わっている。