『FourFourTwo』は「希望が常にあることを証明したセカンドレグでの大逆転、10選」という記事を掲載した。
先々週行われたファーストレグでバルセロナに敗北し、チャンピオンズリーグでの希望がほぼ断たれてしまったアーセナル。
しかし、可能性はゼロになったわけではない。極めて難しい道であることは確かだが、ドアはそれでもわずかに開いているのだ・・・
セカンドレグで大逆転を達成した欧州での試合とは?
ダービー・カウンティ対レアル・マドリー
(1975-76 チャンピオンズカップ2回戦)
名将ブライアン・クラフが1973年まで率いていたダービー・カウンティ。当時はイングランドの強豪として名を馳せており、前年度は当時の1部リーグであるディヴィジョン1を制覇していた。
ファーストレグではレアル・マドリーを相手にFWチャーリー・ジョージがハットトリックを決めるなどして4-1と勝利を収め、突破を確実なものにした・・・はずだった。
ところが、マドリードに戻ったレアルはロベルト・マルティネスの2得点、カルロス・サンティジャーナのゴールで3-0とリード。
ダービーはチャーリー・ジョージが1点を返すも、レアル・マドリーはさらにピッリのPKで4-1のタイスコアに持ち込んだ。
勝負が決まったのは延長戦。99分にカルロス・サンティジャーナがスーパーゴール! レアル・マドリーが劇的な勝利で突破を決めた。