エスパニョール対レヴァークーゼン
(1987-88 UEFAカップ決勝)
カメルーンの名GKトーマス・ヌコノなどを擁したエスパニョールは、ハビエル・クレメンテ監督の指揮の下、ホームのファーストレグで3-0とレヴァークーゼンを粉砕した。
しかし、その2週間後にドイツで行われたセカンドレグは展開が一変。チタが57分に先制点を決め、ファルコ・ゲッツ、そしてチャ・ブンクンが得点を追加し、3-3のタイに持ち込んだ。
そして、迎えたPK戦も逆転である。エスパニョールが開始から2名連続で成功する一方、レヴァークーゼンは一人目のラルフ・ファルケンマイヤーが失敗。
絶体絶命の状況だったが、エスパニョールはこの後3人連続で失敗。逆にレヴァークーゼンはきっちり3人が決め、地元で優勝を決めたのだった。