先週末、ホームでサンフレッチェ広島と対戦した横浜F・マリノス。

ホームでは今季すでに3敗を喫していたのだが、この試合でもピーター・ウタカに2ゴールを奪われ1-2で敗れてしまった。

そんなこの日、横浜FMにゴールをもたらしたのは中村俊輔だった。

今季も圧巻のプレーでサッカーファンを楽しませている中村。

今月2日に行われたガンバ大阪戦ではJリーグ最多となる22本目となる直接フリーキックを決めておりヤマザキナビスコカップのジュビロ磐田戦でも美しいスルーパスで齋藤学の得点をアシストした

この広島戦で中村はPKによってゴールを奪ったのだが、ファンの間では「あること」が話題になっていた。それは助走の短さだ。

左足を一歩前に出し、ワンステップでボールを蹴った中村(映像はこちら)。

まるで元イタリア代表FWジュゼッペ・シニョーリのようなPKモーションであり、技術力の高さを窺わせたのだが、中村は以前からこのように助走を短く取るスタイルだったのだろうか?

気になってみたので調べてみることにした。

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