チャーリー・オースティン(QPR → サウサンプトン)
英国内において1月の移籍ウィンドウで注目されたのはQPRに所属していたオースティンの去就だった。
昨シーズン、オースティンは素晴らしい成績を残してブレイク。しかし、QPRは降格してしまい、夏の移籍ウィンドウから常に移籍の噂が流れていたからだ。
当然1月の移籍ウィンドウでも多くのクラブが獲得を示した。レスターも獲得を目指したものの、ゲットしたのはサウサンプトンの方であった。
しかし、オースティンは負傷を連発。離脱が続きセインツでは7試合しか出場することができずに終わる。EUROへの出場を狙っての移籍であったが、当然ロイ・ホジソンの構想には入っていない。
チャルレス・アランギス(インテルナシオナウ → レヴァークーゼン)
ラニエリが指揮官になって数週間後、レスターは中盤を強化するための選手を探していた。ブラジルのインテルナシオナウでプレーしていたアランギスはその候補であったが、プレミアリーグで残留争いをするレスターではなく、ドイツでUEFAヨーロッパリーグに出場するクラブを選択。レヴァークーゼンへと加入した。
レスターは1000万ポンド(およそ15.6億円)の移籍金を提示したといわれているが、それはクラブ間の話。ドイツ上位のクラブでチャンピオンズリーグを狙えるクラブの方が魅力的なのは自然なことだ。しかし、アランギスが加入後にプレーしたのはわずかに7試合。アキレス腱の負傷が彼の出場機会を奪った。
今シーズンのレヴァークーゼンはブンデスリーガを3位で終えた。来季はチャンピオンズリーグに出場するが決定しているため、レスターと同じ組になったら注目すべきポイントとなりそうだ。