にわかに信じ難い衝撃的なスコアだが、シティのファンにとってはこのデータが発表された直後だけにより受け入れ難い結果であろう。

先日、サラリーキャップ制を導入するMLSは、各クラブに所属する全選手の2016シーズンの報酬額を発表した。

その総額で、ピルロ、ビジャ、ランパードが在籍するシティが21,127,177ドル(約23億円)で全体の2位だったのに対し、かつてアンリ、ケイヒルらスター選手がプレーしたものの、現在は特に大物選手を抱えていないレッドブルズは5,829,850ドル(約6億5000万円)で14位だったのだ。

シティは額にして約4倍近くライバルを上回りながら、今回の歴史的な大敗を喫してしまったのである。

この試合には、高額な報酬を受け取りながら怪我がちでまともに試合に出られず、「MLS史上最悪の移籍」とまで言われ批判されている元イングランド代表フランク・ランパードが今季初めてベンチ入りした。

ランパードは0-5になった75分、ピルロに代わって投入され初出場を果たしたが、

シティのサポーターから嘲笑とブーイングを受ける始末であった。

ちなみに7点差での勝利は、1998年にロサンゼルス・ギャラクシーがダラス・バーンを8-1、2001年にシカゴ・ファイアーがカンザスシティ・ウィザースを7-0で下して以来で、MLSのタイ記録になるのだという。

こんな試合が最初の放送カードになるなんて、フジテレビは“持っている”のかいないのか…。

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