CB ルシオ/バイエルン→インテル/525万£(8.2億円)
モウリーニョはインテルでの1年目でセリエAを勝ち取ったが、CLではマンチェスター・ユナイテッドに屈しベスト16で敗退した。
翌年夏、モウリーニョはスカッドを強化すべく、バイエルンからこのブラジル人DFを獲得。すると、ルシオは2010年のトレブル達成において、キーとなる役割を果たした。
LB アシュリー・コール/アーセナル→チェルシー/555万£(8.7億円)
チェルシーでの最初の2年で三つの主要タイトルを獲得したモウリーニョだが、頼りになるトップクラスの左サイドバックを見つけることには苦労していた。
それを解決すべく、最大のライバルであるアーセナルを急襲し、ウィリアム・ギャラスとの交換でコールを手に入れた。そして、(左SBの)問題は解消されたのだった。
MF マイケル・エシエン/リヨン→チェルシー/2850万£(44.9億円)
モウリーニョの第1次チェルシーにおいて、ザ・バイソンことマイケル・エシエンのパワーと加速を抑え込める選手はいなかった。
このガーナ人はチェルシー加入後、最初の数年間はスバ抜けており、無尽蔵のエネルギー、強さ、テクニックを提供し続けた。2人は固い絆で結ばれており、エシエンはモウリーニョのことを“ダディ”と呼ぶほどだ。
MF ヴェスリー・スナイデル/R・マドリー→インテル/1125万£(17.7億円)
移籍1年目の2009-10シーズン、インテルは3冠を達成。そのなかでスナイデルは素晴らしい活躍をみせ、FIFAバロンドールの最終候補3人に残らなかったことはショッキングだった。
レアル・マドリーを追放された後、彼には証明すべき多くのことがあったが、インテルの頭脳としてそれを断固としてやり遂げた。