MF メスト・エジル/ブレーメン→R・マドリー/1350万£(21.2億円)
2010年W杯で若き才能として輝きを放った後、マドリーの指揮官に就任したモウリーニョはすぐさま彼を確保しにいった。
すぐにフィットしたエジルは、モウリーニョが指揮した3年間において、マドリーの中盤において不可欠な選手になった。2013年にアーセナルへ移籍した際には、チームメイトやファンたちが大いに嘆いた。
MF アンヘル・ディ・マリア/ベンフィカ→R・マドリー/2475万£(39億円)
2010年夏、エジルと同時期にベンフィカからマドリー入りしたディ・マリア。
彼もまたベルナベウのピッチでレギュラーの座を確保、2011-12シーズンにはリーガ王者の座をバルセロナから奪還することに貢献した。
FW ディディエ・ドログバ/マルセイユ→チェルシー/2888万£(45.5億円)
彼の他に誰がいるだろうか?
実はチェルシーでの最初の2年は82試合で32ゴールと不発気味だったが、それを忘れることは簡単だ。
その後、2006-07シーズンになると爆発し、全コンペティションで33ゴールを叩き出しFAカップ優勝に貢献。この年が飛躍となり、彼はチェルシー史上最も偉大なる選手のひとりとなっていった。
FW サミュエル・エトー/バルセロナ→インテル/1500万£(23.6億円)
このケース以上に素晴らしい移籍があっただろうか?
2009年、インテルとバルセロナはエースストライカーを交換し、エトーの入れ替わりでイブラヒモヴィッチがカンプ・ノウへと去った。
インテルは4000万ポンド(63億円)もの利益を得ただけでなく、エトーはクラブ史上初となる3冠にも大きく貢献。不慣れな左サイドを任されながらも、2試合連続ハットトリックも達成した。