ホアン・モレノ
(エスパニョールMF)
「エリックはとてもナイスガイだよ。彼の家族はとても謙虚な人物なんだ。両親は真面目な働き者だ。母親は衣料店を営んでいる。
彼自身も兄弟が中国で勉強することを助けているんだ。家族だけではできないことだったからね。
最初はとてもシャイな男だったが、だんだん自信をつけてきたよ。彼は偉大な男さ。
ユースでプレーしはじめた時は、ちょっとびっくりしたね。普通じゃなかったよ。求める場所に行ける男だと思った。彼のフィジカルは『ビースト』だよ。
マンチェスター・ユナイテッドに移籍すると発表された時、僕は彼に電話して言ったんだ。
『友人よ、4年前にはスペインでプレーする資格さえなかったのにな!嬉しいよ』と。
プレミアリーグは彼の夢だったんだ。噂は聞いていた。しかし、彼はビジャレアルに集中したがっていたし、兆候も限られた友人にしか言っていなかったからね。他に3〜4のビッグクラブからも関心があったそうだよ。
彼のロールモデルは、セルヒオ・ラモスなんだ。エリックは彼の勇気に感銘を受けている。
セルヒオ・ラモスとは同じだね。本職はセンターバックの左だ。しかし、バイリーと彼は比べられない。なにせ、エリックは特別な男だからね。
思うに、彼の特性を持つ選手はわずかしかいないよ。若くて、フィジカル的には異常だし、クロスには強いし、相手より先んじられる。彼のスピードもすごいよ。
エスパニョールに来た時、彼は空中戦の技術を高める必要があった。しかし、今ではその点で最高レベルの選手だ。
改善しなければならないのはただひとつ。過信だけだね。彼はいい選手だが、時々ミスを犯す。なぜなら、時に彼は警戒を怠ってしまうからだ。
彼はこれまで成長を続けてきた。しかし、モウリーニョはその点で彼を変えてくれるだろうし、将来的に最高のセンターバックになってくれると思うよ」
バイリーは『新しいラモス』…友人や恩師が語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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