『IB Times』は「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンを使ってポール・ポグバ獲得に乗り出す」と報じた。
今季1200万ポンド(およそ18.2億円)でトリノから獲得されたマッテオ・ダルミアン。イングランドでは怪我もあって本領発揮とは行かなかったが、継続的に活躍は見せた。
しかし来季の監督となるジョゼ・モウリーニョ氏は彼を重要な存在とはみなしておらず、戦力補強の材料として使っていくという。
そして、ダルミアンを使って獲得しようとしているのが、ユヴェントスのフランス代表MFポール・ポグバであるとのこと。
モウリーニョ監督はポグバの獲得に向けてかなり前向きな意思を示しており、そのためにはダルミアンをその取引の一部として差し出すことができるという。
そして、ユヴェントス側もユナイテッド側の意思とは関係なくダルミアンの獲得を検討しており、問い合わせはすでに行っているようだ。
ユナイテッド側はそのユーヴェの意思を利用してポグバの取引を優位に進めたいという戦略があるとのこと。
なお、そのダルミアンの獲得については、ユヴェントス側にも理由がある。
彼らは現在スイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーを保有しているが、彼に対してチェルシーの新監督アントニオ・コンテ氏が強く関心を寄せているとのこと。
その退団に備えて、マッテオ・ダルミアンを新たな右サイドの人材として獲得したいという方針であるようだ。
ポール・ポグバ、マッテオ・ダルミアン、そしてシュテファン・リヒトシュタイナーをめぐる三角関係だ。取引が行われれば、今夏のビッグディールになることまちがいなしであるが・・・。