2002年から11シーズンにわたりビジャレアルに所属していたマルコス・セナ。
2013年に退団すると、ノース・アメリカン・サッカー・リーグ(NASL)のニューヨーク・コスモスに加入した。
ニューヨーク・コスモスは、かつてペレが所属していたことで知られるアメリカのチーム。NASLはアメリカの2部に相当するが、昇降格制度がないためリーグとしては独立している。
移籍初年度の2013年シーズンでは13試合に出場し5得点をあげる活躍を見せ、フリーキックなどでもゴールを奪った。
その後、2015年にはラウール・ゴンサレスも移籍。リーガ・エスパニョーラを彩った2人のスター選手が同じチームでプレーしていた。
そんなマルコス・セナだが、2015年シーズンをもってラウールとともに引退している。
現役最終戦となったプレーオフ決勝オタワ・ヒューリー戦では先発フル出場。チームも3-2で勝利し、優勝で花道を飾っている。
ニューヨーク・コスモスの3シーズンで51試合に出場し、12得点をあげたマルコス・セナ。引退に際し、「ニューヨーク・コスモスとのこの3年間は、私の予想をはるかに上回るものだった。これ以上の幸せはない」というコメントを残している。
#CVFNews | El Villarreal CF y Special Olympics, unidos de nuevo. #Endavant https://t.co/SqbEZRKgLa pic.twitter.com/9E8DKWkU62
— Villarreal CF (@VillarrealCF) 2016年5月31日
現在はスペインに帰り、ビジャレアルのスタッフとして活動しているそう。