ナニ/ポルトガル代表

好不調の波があるナニだが、代表でひどかった試合はほとんどない。これまでポルトガル代表史上4位となる99試合に出場しており、今大会ではアイスランド戦で価値あるゴールも決めた。

ロナウドが不調な時、ポルトガルは他の選手たちが積極的になる必要がある。それをナニはやってみせた。

ミハウ・パズダン/ポーランド代表DF

ワールドクラスの才能を持つロベルト・レヴァンドフスキや、正確なフィニッシュを誇るアレク・ミリクを擁するポーランド。だが、彼らの強みは守備陣にある。

グループステージでの失点はゼロ、第2戦では世界王者ドイツを抑え込んでみせた。そのなかで、CBパズダンは素晴らしいパフォーマンスを披露している。彼とトリノのDFカミル・グリクとのコンビは、今回ポーランドがサプライズを起こすためのキーとなりうる。

クリス・スモーリング/イングランド代表DF

今大会のおけるイングランド代表の関心事は攻撃についてだ。したがって今後どこまで勝ち進めるかは、守備陣に掛かってくる。ここまでの守備はパーフェクトではないが、スモーリングは一貫しており、素晴らしい評価に値する。

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