背番号9:FWペドロ・パウレタ(当時31歳、PSG所属)
5試合出場→2011年に現役引退。
弱点と言う弱点がなかった稀代の万能型ストライカーだったが、この大会ではノーゴールであった。PSGでレジェンドとなった後、アマチュアクラブでプレーし現役引退。
背番号10:MFマヌエウ・ルイ・コスタ(当時32歳、ミラン所属)
4試合出場→2008年に現役引退。
彼もまたポルトガルのゴールデン・ジェネレーションの一人。EURO3大会、2002年W杯に中心選手として臨み、鮮やかなテクニックとスルーパスでチャンスを演出し、ポルトガルの攻撃サッカーを世の中に知らしめる活躍を見せた。
この大会では途中でデコに先発を譲り渡す形に。ミランの後は、出身クラブであるベンフィカに戻ってプレー。現役引退後はベンフィカでディレクター職も。
背番号11:シモン(当時24歳、ベンフィカ所属)
3試合出場→現ノースイースト・ユナイテッド(インド)所属。
弱冠19歳で代表デビューするなど将来を嘱望されるウィンガーであった。その後、85キャプを刻み2010年に代表から引退。バルセロナでは活躍できなかったが、ベンフィカで復活するとアトレティコやエスパニョールなどリーガでも活躍した。
背番号12:GKキン(当時28歳、ブラガ所属)
0試合出場→現アヴェス(ポルトガル2部)所属。
鋭い反応と勇気ある飛び出しを売りとする攻撃的なGKとして、ブラガやベンフィカで活躍した守護神。2002年のW杯ではドーピングテストに引っ掛かり出場停止となるも、この大会ではメンバー入りを果たした。
その後は代表でも一時レギュラーを奪取したが、怪我によって離脱すると、若手の台頭を許した。ちなみにブラガでは廣山望とチームメイトだったことも。40歳を超えた現在も現役としてプレーしている。