ついに発表されたJリーグに関する新たな放映権契約。
村井満チェアマンは20日、Perform Groupが提供するライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」と放映権契約を締結したと発表した。
JリーグとPerform Groupが提供するライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」とNTTグループは「スマートスタジアム事業」における協業契約を締結いたしました https://t.co/QjzSAqFWiW pic.twitter.com/NWLGgnR4rQ
— Jリーグ (@J_League) 2016年7月20日
その契約期間は10年間と長期であり、契約金は日本スポーツ界においては異例の約2100億円。
これは現在『スカパー!』と結んでいるものの7倍の額とも言われており、サッカーファンのみならず大きな話題となった。
Perform Groupとの契約により、Jリーグ中継は多くのことが一新されるはずだ。その詳細は未だ明らかにされていないが、期待だけでなく不安を抱くサッカーファンも存在している。
そこで今回は、20日に行われた記者会見のなかで村井満チェアマンが話した内容の全文をお届けしよう。
なお、記者会見での質疑応答についてはこちらから。
[Qoly] 【全文その1】Jリーグの放映権契約に関する記者会見。レベニューシェアやスカパー!について https://t.co/jKm8pSp8jG
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年7月21日
※できる限り話し口調のまま掲載
村井 満(Jリーグ チェアマン)
「皆さん、こんにちは。村井でございます。
今日は合同記者会見にお集まりいただきまして本当にありがとうございます。
冒頭、私の方から今回の会見の趣旨、Jリーグが何を目指していくのか一言ご挨拶をさせていただきます。
メディアの皆さんに改めて申し上げるまでもないんですけれど、今Jリーグは非常に大きな転換期におります。
今年の11月に公益社団法人日本プロサッカーリーグの25周年を迎えます。
ビジネスの観点では今年が丸25周年。ルヴァンカップが来年25周年、そしてリーグ戦は再来年25周年ですが、先立って法人化25周年というのが今年迎えられることになっています。
ビジネスの観点で言うと、百年構想の中の第一四半期が今年終わるということでございます。