まず一点目はですね、日本のスポーツ産業に対して。

いわゆる私が管轄しておりますJリーグという個別の競技団体ではなく、スポーツ見放題ですので、日本のスポーツ界に対する巨額な投資をいただいたということでございます。

その投資規模も2000億円を超える規模というのも、日本にとっては画期的な内容でございます。ある意味で日本人がスポーツを幅広く、様々な種目に対して楽しんでいる日本国民のスポーツ文化、スポーツリテラシーに対する投資をいただいたというのが一つ大きなポイントでございます。

日本スポーツ界にとって今までにない期間と投資であるというのが一点目。

それから二点目はですね、主要な国々のサッカーリーグを見渡した時に、いわゆるインターネットプレーヤーが主たる契約の当事者になった世界で初めてのケースになります。

多くのケースが衛星放送による中継であったりローカルTVであったり、様々な伝送方式がありますが、いわゆるテレビを中心としたマーケットが世界のサッカー市場でございますが、インターネットを使っていつでもどこでも何度でも、非常に手軽に安価に見ることができるサービスになった。

いわゆる、サッカーがお茶の間から街に出ていくサービスに転換した。これを世界のリーグで一番最初にJリーグが行ったということでございます。

パフォームグループは百ヵ国くらいとサービスを提供していると申し上げましたけれども、最初のサービス国として日本とドイツを選択しました。そして今回インターネットサービスというのは日本が世界の中で最初の当事国となったということでございます。

三番目。今回NTTさんをお迎えすることによって、Jリーグは38都道府県でクラブが活躍しています。47都道府県も視野に入ってきています。

日本中のスタジアムをWi-Fi化すること、デジタル化すること。これは日本中のデジタルサポートという観点では、NTTグループの力無しにはできるものではありませんし、こうした規模でのデジタル、Wi-Fi化構想はスポーツ団体ではJリーグが初めての内容となります

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