四点目。今回、Jリーグ四半世紀の歴史の中で初めて放送、動画、映像ライツをJリーグが保有することになりました。Jリーグがコストを負担することで、いろんな様々な地上波のニュースに格安で提供することができるようになります。
それから制作を我々がやりますので、ローカルテレビなんかにも安価で提供できるようになりました。
そういう意味では有料放送だけじゃなくて、地上波放送も含めて視聴機会をもっともっと増やしくような手段を我々が手にすることができた。Jリーグの歴史の中で画期的な内容でございます。
それから最後です。
Jリーグが一定の今後の成長に向けた投資原資を獲得したことで、様々な強化費、育成コスト、そこに振り向けることで日本のサッカーのレベルアップを図っていくことができると思っています。
それから大会日程とか大会方式とか、様々なフットボールを構成する要素に関しても制約なしにあるべき姿で我々は議論していくとができるようになりました。そういう意味でも、Jリーグそのものの大きなイノベーションの舵を切っていくことができるステージに立つことができました。
今回、契約の背景にある5つの意味合いをお伝えさせていただきました。
さあ、Jリーグがこれからどうするかということが、この契約によって急に何かが変わるわけではなりません。良いサッカーを多くの人に見ていただくという目的のために掲げた5つの重点戦略を、このままスピードを上げてレベルを上げて進めてまいります。
デジタル戦略についてはNTT様の全力のサポートをいただきますし、それによってWi-Fiスタジアムが加速していくような事にもなると思います。
アジア戦略等々は世界百ヵ国でサービスをしていますパフォームグループのサジェスチョンをいただくことで、今回の契約は国内契約でありますけども、Jリーグが将来海外に打って出るためのノウハウを貯めていくこともできると確信しています。
大きなイノベーションを推進していく経営人材も育てていきたいと考えています。