今季アーセナルからの期限付きでドイツ2部・シュトゥットガルトへ加入した浅野拓磨。

20日のブラウンシュヴァイク戦で移籍後初のアシストを記録したことはお伝えしたが、この一戦では自慢のスピードも炸裂していた。

まずは相手のコーナーキックを跳ね返し、味方が頭で繋いだこの場面。

トラップの瞬間に前方へ大きく蹴り出すと、急加速しあっという間にゴール前へ。最後は相手の巧い守備に阻まれてしまったが、颯爽とゴールに迫る姿は若き日のマイケル・オーウェンを彷彿とさせるものがあった。

さらに、得意とする裏に抜けるランニングからも決定機を作り出す。

右サイドに開き、一度は足元に受けると見せかけてすぐに進行方向に猛ダッシュ。そこへ正確なスルーパスが届き、これをダイレクトで折り返した。

ボールは中央の味方へわずかに合わず得点には繋がらなかったが、浅野の持ち味が発揮された場面であった。

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