昨年末に騒動となった“グアルディオラ”という選手を覚えているだろうか。アルコルコンからバルセロナBへの移籍が決まっていたものの、SNS上での発言がもとで破談になったセルジ・グアルディオラだ。
バルセロナ、前代未聞の移籍劇…「グアルディオラ」を獲得→マドリーファンと発覚→約2時間で契約解除 https://t.co/9OpNonHXce ラテン版「エイプリルフール」のネタかとも騒がれましたが、本当だった!? pic.twitter.com/blGpxfsNLX
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2015年12月29日
名前が名前だっただけに大騒動となったが、その後彼はグラナダのBチームへと移籍していた。そして、このほどグラナダからAリーグのアデレード・ユナイテッドに貸し出されることが決まった。
Guardiola becomes a Red. Welcome, Sergi! More: https://t.co/NSwk6Y202b #AUFC #ForeverUnited pic.twitter.com/r123j32wpa
— Adelaide United FC (@AdelaideUnited) 2016年9月22日
期間は1年間。25歳の長身FW(187cm)は、オーストラリアでの挑戦についてこう語っている。
セルジ・グアルディオラ
「アデレードへの移籍について最初の感想はとてもいいね。
このクラブに来ることに何の不安もなかったし、みんなとても歓迎してくれている。
ギジェルモ(・アモール)がアデレードで優勝した時には、スペインでも多くの報道があったんだ。
それから、クラブと会談を始めて、よりクラブ(についての情報)を追うようになった。
Aリーグは成長しているコンペティションだし、チャンピオンに加わったことにとてもワクワクしているよ。
人々に分からせたいね、自分は25歳の男として多くのゴールを決めたいし、チームを勝たせたがっているということを。
自分にとっては大きなステップだし、大いに取り組むためにここにいる。アデレード・ユナイテッドで自分の能力を最大限に発揮したいからね」
現在アデレードで監督を務めているのは、バルセロナでもプレーした元スペイン代表MFギジェルモ・アモール。指揮官は「セルジは我々がチームに引き入れたかったタイプの選手だ」と語っており、同胞繋がりで実現した移籍でもあるようだ。
オーストラリアはオセアニアの国であるが、2006年からAFC(アジアサッカー連盟)入りしているのでアジアとした。