多久島 良紀(大宮アルディージャジュニア)

「僕たちは、試合に負けて悔しい思いをしました。

でも、バルセロナの皆の優しさ溢れるふるまいによって、とても良い思い出になりました。

もし逆の立場になったら、自分たちも勝敗を越えてお互いに支え合うことのできる人間性を磨いていきたいです」

映像にはスペイン語の字幕もあり、バルセロナの選手やスタッフ、サポーターにも読めるようになっている。

そして最後にはこの決勝戦に出場したと思われる11人の選手が画面に登場し、手を振りながら「本当にありがとう」を意味する"Muchas gracias!!"というスペイン語のメッセージを送ったのだった。

これほどまでに美しい心の交流があるだろうか。

試合に敗れ大宮の選手たちは悔しい思いをしたに違いないが、これから生きていく上で何物にも代えがたい貴重な経験をしたに違いない。

そして、そうした立派な行動を見せたバルセロナの選手たちに、今一度拍手を送りたい。

大宮のTwitterアカウントは、スペイン語を用いてバルセロナ宛にこの映像を紹介。少年たちの思いはきっと届くはずだ。

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