フェルナンド・トーレス/元スペイン代表FW

▼戻ってきたクラブ:アトレティコ・マドリー

エル・ニーニョと呼ばれた早熟ストライカー。当時2部落ちしていたアトレティコで17歳でデビューすると、10代にしてキャプテンを任されるなど瞬く間にアイドルに。

その後移籍したリヴァプールでもキングに君臨するが、チェルシー移籍後にキャリアが暗転。そんななか、ローンを経てアトレティコに復帰すると久々の二桁得点をマークするなど復調を感じさせている。チャンピオンズリーグ決勝で敗れた後に見せた涙も印象的だった。

「僕はアトレティコ・マドリーのファンとして生まれ、5歳の頃からここでプレーを始めた。アトレティコは僕にとって唯一のホームだ 」と語っている。

トマーシュ・ロシツキー/元チェコ代表MF

▼戻ってきたクラブ:スパルタ・プラハ

アーセナルで活躍したロシツキーはこの夏、スパルタ・プラハへ復帰。2001年1月に21歳でドルトムントへ移籍して以来、実に15年半ぶりの地元クラブでのプレーである。

近年はヴィクトリア・プルゼニの後塵を拝すことが多いスパルタ。ホームのゼネラリ・アレーナ(スタディオン・レトナ)が100周年を迎える今季、帰ってきた“小さなモーツァルト”とともに3年ぶり34度目の優勝を狙っている。

【次ページ】その3