チェルシーMFオスカル。中国1部リーグに所属する上海上港への移籍が迫っているという。
英国『Guardian』が伝えている。
Chelsea ready to sanction £60m sale of Oscar to Shanghai SIPG. By @domfifield https://t.co/LK2dIl0cSr
— Guardian sport (@guardian_sport) 2016年12月13日
オスカルは1991年9月9日生まれの25歳。
ブラジルでは“ネクスト・カカ”と呼ばれブレイクし、2012年にインテルナシオナウからチェルシーへと移籍。攻撃的MFながら運動量も豊富でハードワークを厭わず、思い切りの良いシュートも武器の一つだ。
チェルシーではフランク・ランパードが背負った「8」を受け継いだそんなオスカルだが、アントニオ・コンテ政権では出場機会が減少中。ここまで9試合に出場しているがプレー時間は500分ほどと、中盤での序列は下がりつつある。
そんなオスカルの獲得に近付いているのが上海上港だ。
上海上港は、以前チェルシーを率いていたアンドレ・ヴィラス=ボアスが新監督に就任した。ヴィラス=ボアスは自身のコネクションを使ってチェルシーにオスカル獲得のオファーを送り、チェルシー側は移籍を容認する構えであるという。
記事によれば、その移籍金は6000万ポンド(およそ86億4300万円)という破格の額。
上海上港にはフッキも所属しており、仮に移籍が実現すれば現役のブラジル代表選手が2人も在籍することになる。