日本勢初!浦和レッズがACLで優勝

ワシントン、ポンテというJリーグ歴代でも屈指の助っ人に加え、田中マルクス闘莉王、坪井慶介、鈴木啓太、阿部勇樹、長谷部誠、永井雄一郎といった豪華メンバーが顔を揃えた2007年の浦和レッズ。大観衆の後押しを受けながらイランのセパハンを下した決勝第2戦は、今なお語り継がれる伝説の試合だ。

ただ一方で、Jリーグでは最終節、勝てば優勝という試合でJ2降格が決まっていた横浜FCにまさかの敗戦。逆転優勝を飾ったのは、やっぱり鹿島アントラーズだった。

オシム氏が急性脳梗塞、日本代表監督を退任

2007年11月16日、突然のニュースに列島が震撼。

当時の日本代表監督であるイヴィチャ・オシム氏が脳梗塞で緊急入院。一時危篤状態に陥ったが、なんとか一命を取り留めた。しかし、代表監督は退任せざるを得なかった。

後任として、岡田武史氏が再び日本代表監督に就任。前回監督時とは違い攻撃的なスタイルの構築を目指していくことになった。ところがそれは、茨の道だった…。

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