アウトソールには、堅めのナイロン素材でサポート性を高め、屈曲性に優れたペバックス素材を前足部に組み合わせた全く新しいプレート、ハイパーリアクティブプレートを使用。
「ハイパーリアクティブプレートの開発には6年かけています。『ナイキ フリー』をインスピレーションに、前足部は柔らかくして接地感を高めつつ、かかとを持ち上げて鋭いカットの動きができるようにデザインしています」とヴァン・アッタ氏は語っている。
新しい有限要素解析(FEA)データを生かしてつくられた新たなトラクションパターン。
「プレーヤーが自信を持ってカットをできるように、回転と踏み出しを効果的に促す六角形のスタッドを使用しています。両側にはトラクションを高めるために、V字型の突起をつけています」というヴァン・アッタ氏の言葉通り、特に鋭い角度での横方向のカットの動きを高めるため工夫が凝らされている。その分、グリップ性の高いインソールを採用し、スパイクの中で足が動きにくくした。
全体の重量は196gと、従来モデルよりも17%軽量化。エレクトリックグリーン×ハイパーオレンジのカラーリングがまた鮮烈な印象を与える。
“カット”と“ストライク”にフォーカスした、点取り屋のためのスパイク『ハイパーヴェノム ファントム III DF』。
ロベルト・レヴァンドフスキやゴンサロ・イグアイン、ハリー・ケインなど各国リーグを代表するストライカーたちが着用する新スパイクは、1月31日からNike FootballアプリとNike.comで、2月3日から一部専門店で販売が開始される。
ちなみに、ローカットのスパイクを好むプレーヤー向けに、Nikeフットボールで初めてフライニットを使用した『ハイパーヴェノム フィニッシュ III』も登場。今年FC東京へ移籍した大久保嘉人が履くのはやはりこちら?