プレミアリーグが『Opta』のデータを利用する形で、PKに関する考察を公式サイトで伝えている。
事の発端は、先々週に行われた第22節のアーセナル対バーンリー戦。
この一戦ではアンディ・グレイとアレクシス・サンチェスがそれぞれ終盤にPKを成功させるのだが、そのコースはいずれも「真ん中×低め」であった。
そこで、プレミアリーグは過去7シーズンにおけるPKの「コース」について調査したというわけだ。
Middle path an increasing trend among spot-kicks in the #PL, yet goalkeepers reluctant to stand still: https://t.co/i58xFAwtW7 pic.twitter.com/JhKRMypN8V
— Premier League (@premierleague) 2017年1月30日
キッカーにとって、「真ん中×低め」は蹴るのに勇気がいるコースだ。
なぜなら、ゴールキーパーが動かなければ確実に止められてしまうコースであるからだ。
もちろん、逆を読んであえてそこを狙うという意図も分かるのだが、やはりプレッシャーのかかる場面ではなかなか蹴るのが難しいコースである。
しかし、プレミアリーグにおいては「真ん中×低め」を狙う選手が年々増えているという。
データを計測し始めた2010-11シーズン以降のコースの内訳は以下の通り。