プレミアリーグが『Opta』のデータを利用する形で、PKに関する考察を公式サイトで伝えている。

事の発端は、先々週に行われた第22節のアーセナル対バーンリー戦。

この一戦ではアンディ・グレイとアレクシス・サンチェスがそれぞれ終盤にPKを成功させるのだが、そのコースはいずれも「真ん中×低め」であった。

そこで、プレミアリーグは過去7シーズンにおけるPKの「コース」について調査したというわけだ。

キッカーにとって、「真ん中×低め」は蹴るのに勇気がいるコースだ。

なぜなら、ゴールキーパーが動かなければ確実に止められてしまうコースであるからだ。

もちろん、逆を読んであえてそこを狙うという意図も分かるのだが、やはりプレッシャーのかかる場面ではなかなか蹴るのが難しいコースである。

しかし、プレミアリーグにおいては「真ん中×低め」を狙う選手が年々増えているという。

データを計測し始めた2010-11シーズン以降のコースの内訳は以下の通り。