22チームによって争われるそんなセグンダだが、最大の特徴は「閉幕時期が遅い」ということである。

昨シーズンの例を見てみると、レギュラーシーズンの最終節(第42節)が行われたのは6月5日(日)。これはフランスで開催されたEURO2016が開幕する5日前である。

さらに、セグンダではこの後に昇格プレーオフがスタートし、ジローナ対オサスナの決勝2ndレグにいたっては19日(日)の開催であった。この時、フランスはEURO2016でグループステージ第3節を戦っていたというのだから驚きだ。

セグンダではミッドウィークにあまり試合が行われないため、こうした事態に陥ることがしばしばだ。

その証拠に、セグンダよりチーム数が2つ多いイングランド2部チャンピオンシップは5月上旬には終了している。2部とは言え、秋春制を採用しながら6月中旬までリーグ戦が行われているのは異例とすら言えるだろう。

さて、そんなセグンダは今季の最終節が6月11日(日)に予定されている。これはUEFAチャンピオンズリーグが行われる8日後にあたる。

そこで気になるのは、日本代表との兼ね合いだ。