― 間瀬監督はなぜブラウブリッツ秋田で速読トレーニングを採用したのでしょうか?
元々は、秋田の後援会に入っている学習塾に弊社が教材を提供していたことから始まります。間瀬監督は、イヴィチャ・オシム監督の通訳の時に眼力の大切さを知ったといいます。
有名になった様々な色のビブスをつけたトレーニングだけでなく、速読などもメニューにあったのだといいます。
そのため、すんなりと我々の話を聞いていただけたというわけです。
― 実際に、秋田は昨シーズン順位が大きく飛躍しましたね。
はい。なので、ブラウブリッツ秋田では間瀬監督が退任してからも速読トレーニングは継続して行っております。そればかりか今シーズンからユース年代で特待生に実施するような流れで進んでいます。
― 実際にトレーニングをしてみると「眼力」と「サッカー選手としての能力」に関係性はあるのでしょうか?
何とも言えないところなのですが、ブラウブリッツ秋田のケースでは最も高いスコアをたたき出した選手はチーム内の得点王でした。
― サッカー選手として周辺の情報をとっさに整理して見る力というのは大事ですが、それを証明したのかもしれませんね。