このように、世界的に見ても各国リーグがYouTubeで試合映像を配信する流れはもはや主流になりつつある。久保裕也がプレーするベルギー1部は、一部の映像を所属クラブが自由に配信できるようだ。
各リーグともガイドラインやルールは微妙に違うものの、デジタル配信に関して積極的であるということに変わりはない。『DAZN』や『スポナビライブ』に加入していなくても、インターネット回線さえあれば多くの主要リーグが公式にアップしたゴールシーンをチェックできるというのは意外と知られていない事実だろう。
さて、ここまでお読みの方であれば「プレミアリーグはどうなってんの?」と思うはず。実は、プレミアリーグだけはYouTubeでの動画配信に否定的で、YouTubeチャンネルすら持っていないのである。
他のリーグがこれだけ積極的に配信しているにもかかわらず、「世界で最も人気がある」と言われるプレミアリーグがYouTubeのアカウントすら持っていないというのは実に象徴的である。それほどTV局から得ている放映権は莫大であり、デジタル配信することで不都合な何かがあるのだろう。
#OnThisDay in 2010, Frank Lampard just couldn't stop scoring in @ChelseaFC's 7-1 win over Aston Villa pic.twitter.com/I0KIafk8pj
— Premier League (@premierleague) 2017年3月27日
.@WayneRooney ➡️ @Persie_Official #GoalOfTheDay is 👌 pic.twitter.com/UrTe2H38V5
— Premier League (@premierleague) 2017年3月26日
とはいえ、Twitterでは過去の名プレーを中心に動画を配信中。
イングランドサッカー協会(FA)主催のFAカップなどは、一部の試合のハイライト映像がチェックできる。