マーティン・キーオン
「ミドルズブラに勝利したかもしれないが、ネグレドの同点ゴールの際にはいくつか酷い問題を抱えていた。
アレクシス・サンチェスがボールを失った後、スチュワート・ダウニングがナチョ・モンレアルの裏のスペースに飛び出した。
クロスが入るとき、センターバックはオフサイドを誘うためにラインを保持しておくべきだったが、あまりにも早く下がりすぎていて、マークも緩かった。
その他にも問題はあった。ラムジーとジャカは3バックの前で十分な守りが出来なかった。
ミドルズブラよりも強いチームを相手にこれを使うのならば、ネマニャ・マティッチとエンゴロ・カンテがいなければならないよ。
ラムジーが前に出ようとしたら、サンチェスやエジルはそこをカバーする必要がある。
システムの変更で恩恵を受けた選手の一人が、オックスレイド=チェンバレンだね。彼はもっと守備でやれることはあったが、ウイングバックでプレーすることでこれまで以上に多くの物事に関わることができた。
私は、ヴェンゲル監督が今からシーズンの最後までこのシステムに固執すると予想できるよ。
月曜日の夜に見たものは、まだ全く完成に近づいていない作品だった」
アーセナルのレジェンドが3バックに指摘…その問題点とは
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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