アントニオ・カッサーノ
(2月まではサンプドリアのユースで練習していたが、その後退団した。その理由は?)
「サンプドリアとの関係は終わった。もはや僕は無関心である。マッシモ・フェレロ会長に異議を言うことはできないよ。おそらく、本当の権力者は弁護士のロメイだ。
僕はダービーマッチの後で彼と議論をした。そして全てが終わった。
彼はジェノアに0-3で敗れた後にドレッシングルームへと入ってきて言った。
『君たちは、まるで我々が給与を支払っていないようなプレーを見せたな』と。
彼は戦いを望み、僕はそれに応えた。そして、そのツケを支払ったというわけだ。
サンプドリアのファンについて?一部の人々は好きではないね。しかし、悪いことは考えたことはない。何かの間違いだったんだろう。
チームメイトに関して言えば、誰からも連絡はなかったね」
(取り返したいものは?)
「リッカルド・ガッローネ(元サンプドリア会長、故人)に無礼だったことだね。僕は自分を許せないだろう。
彼が亡くなる前に謝罪することも出来た。そして、それが出来れば僕も落ち着けただろう。
しかし、それはまだ僕の中に深く横たわっている」
無所属カッサーノが語る…何があったのか、今後どうするのか?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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