LM:ジョーダン・アイブ(ボーンマス)
ウィコム時代に弱冠15歳でゴールを決めて話題になり、リヴァプールに引き抜かれたアイブ。
昨夏、プレミアリーグでのレギュラーの地位を確立するために、アンフィールドを離れボーンマスへと移籍した。
“チェリーズ”はクラブ最高額となる1500万ポンド(現レートで22億円)を拠出したが、控えめに言ってもアイブはその投資に見合うようないかなるリターンもできていない。23試合に出場するも、いまだゴールもアシストもないのだ。
CF:フィンセント・ヤンセン(トッテナム)
奮闘中の彼を責めることはできない。このオランダ代表FWはマウリシオ・ポチェッティーノ監督に起用された際には全力を尽くしている。
だが、単にプレシーズン時ほどの期待には到達できていないだけだ。不運にもスパーズがAZに支払った1900万ポンド(27.9億円)という莫大な移籍金が重荷になってしまったように見える。
昨年10月のレスター戦、PKでプレミア初ゴールをマーク。そして、4月のボーンマス戦では初めて流れのなかから得点を奪った。それが教えてくれたのは、彼がイングランドのフットボールに適応するためにまだ奮闘中だということだ。
CF:ウィルフリード・ボニー(ストーク)
スウォンジー時代はプレミアリーグで最も恐れられたFWのひとりだったボニー。
その活躍により2800万ポンド(現レートで41.1億円)でマンチェスター・シティに引き抜かれたのだが、出番に恵まれず。そのため、昨夏にローンとしてストークに加わった。
かつてシティより小さいスウォンジーで活躍していたことを考えれば、ストークにとって賢い投資に思えた。だが、それとは裏腹に出場自体が少なく、現時点で627分間で2ゴールに留まっている。