20日から開幕したU-20ワールドカップ。
韓国に乗り込んだ我らが日本代表は、南アフリカを相手に2-1と勝利を収めることに成功し、なんとか勝点3と共に大会をスタートさせることができた。
しかし、かなり厳しいグループに入っていることを考えれば、今後も苦戦は免れない。
24日にはスキアッパカッセやベンタンクールを擁する優勝候補の一つ、ウルグアイとの対戦を迎える。勝点1を獲得できれば、決勝トーナメント進出の芽が出てくるだろう。
日本にとって一つの壁となるウルグアイ。21日の試合ではイタリア代表と対戦し、1-0と勝利を収めているのだが、そのゴールがなんともすごかった。
序盤にビデオ判定の末PKを獲得したが、ニコラス・デ・ラ・クルスが決められず、リードを奪えなかったウルグアイ。
膠着する展開のなかでインパクトを残したのは、途中出場したロドリゴ・アマラル。76分、右サイドよりの位置からのフリーキックで左足を振り抜くと…。
(※Youtubeに飛んでご覧ください。1:25あたりから)
当たっているように見えて当たってない!壁を超え、ブレながら右に曲がってゴール左上隅にズドン。これはワールドクラスのフリーキックだ…。
ロドリゴ・アマラルはナシオナル・モンテビデオのユース出身で、左利きながら「新しいディエゴ・フォルラン」とも言われている選手だそう。ただこの一発はもう一人のレジェンド、アルバロ・レコバ級のインパクトだ…。
セカンドストライカーや司令塔を得意としており、セットプレーやパス、ドリブルでの持ち込みに力を発揮するとのことだ。
ただ、彼は試合終了後にピッチへ倒れこんで足の治療を行っていたため、もしかしたら日本戦でもサブになるかもしれない。