スポーツ韓国

「このような事実がありながらも日本のマスメディアは、済州をまるで悪魔のように扱っている。そしてこのような世論は国内でも大きく変わらない。

試合後には乱闘が繰り広げられ、ペク・ドンギュとクォン・ハンジンらが退場処分を受けた。浦和の選手にはイエローカードが出されたが、レッドカードは済州の選手だけに与えられた。

もちろんそれだけの場面はあった。ペク・ドンギュは興奮のあまり肘で相手を殴るという暴力行為をした。

それは何らかの理由で正当化出来るようなものではない。済州もこれについては『明らかに間違ったことだ』と頭を下げた。

しかし当時、現場にいたサッカー関係者は『浦和が試合前からとても高圧的であり、逆転ゴールが入ってからはひどくからかわれた。日本語を聞き取れる者によれば、悪口もすごかったという』と証言した。

浦和のファンは、タブー視されている戦犯旗（旭日旗）とクラブのエンブレムを合成したカードを持って応援した。これは無条件で懲戒処分になるが、浦和側は放置した。

このような状況にもかかわらず、浦和は日本のマスメディアを利用し、済州を露骨な表現で批判した。それがヨーロッパにも波及し、済州だけが悪いチームになっていった。

浦和はAFCに抗議の書簡を提出するという行動を行っているが、済州も誤りは認めつつ、抗議する部分は抗議する立場だ。

もちろん済州もよくはない。しかし内幕を覗けば、間違いを犯したのは済州だけではない。浦和の行動についても目をやる必要がある」

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