『BBC』は23日、「ヴェレヤ・スターラ・ザゴラのガーナ代表DFサミュエル・インクームに対し、FIFAは1年の出場停止処分を言い渡した」と報じた。
サミュエル・インクームは1989年生まれの28歳。アサンテ・コトコに所属していた2008年からガーナ代表に招集され、2度のワールドカップに出場した右サイドバックだ。
今季はトルコのアンタルヤスポルに加入していたが、1月のマーケットでブルガリアのヴェレヤ・スターラ・ザゴラに移籍していた。
しかし今回、彼にはFIFAおよびブルガリアサッカー連盟から1年という長期の出場停止処分が科せられることとなった。
その原因は2014年に所属していたDCユナイテッド時代の事件。代理人(当時)のアンディ・エヴァンズに適切な報酬を支払わなかったとして訴えられていたのである。
2014年12月には罰金処分と速やかな支払いを命じられていたが、インクームはスポーツ仲裁裁判所に控訴していた。
それが今回取り下げられたことによって、エヴァンズ氏が要求していた1年の出場停止処分が支持されることになり、インクームにはその罰則が言い渡されることになった。
なお、未払いの代理人報酬が支払われればこの出場停止処分は解除されることとなる。
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