先日、バルセロナはエヴァートンからFWジェラール・デウロフェウを買い戻すと発表した。

これまでも、レアル・マドリーがDFダニ・カルバハルやFWアルバロ・モラタを買い戻すなど、ビッグクラブが買戻し条項を行使することはままある。

ここでは、『Squawka』による「買い戻し条項のある選手で組むベストイレブン」を見てみよう。

GK:ヘロニモ・ルッリ(アルゼンチン代表/25歳)

現所属:レアル・ソシエダ

買戻し条項を持つクラブ:マンチェスター・シティ

コメント:近年の移籍市場で最もレアなケースのひとつだ。ルッリはマンチェスター・シティに買い取られた後、2014~2016年までレアル・ソシエダにローンされた。2017年1月に完全移籍となったが、買戻し条項が付帯された。

今夏シティは23歳のブラジル人GKエデルソン・モライスを獲得したことで、クラウディオ・ブラボの去就が不確かなものに。(シティはルッリを買い戻すとも伝えられており、)近年の移籍がどれほど複雑なものになりえるかについての興味深い事例といえる。

CB:ネイザン・アケ(オランダ/22歳)

現所属:ボーンマス

買戻し条項を持つクラブ:チェルシー

コメント:昨季前半戦にボーンマスに貸し出され、素晴らしいパフォーマンスを見せたアケ。それを受けてチェルシーは冬に彼を連れ戻し、FAカップなどで起用した。

だが、出番に恵まれなかったことから、今夏ボーンマスへと完全移籍。ただ、その契約にはチェルシーの買戻し条項が付帯されている。

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