『Globo』は8日、「ヴァスコ・ダ・ガマ対フラメンゴの試合において、サポーターが射殺される事件が起こった」と報じた。
5月に開幕を迎えたブラジル全国選手権、第12節の試合で大きな事件が発生した。
会場はヴァスコ・ダ・ガマの本拠地であるサン・ジャヌアーリオ。0-1でフラメンゴが勝利した試合の後、ホームのサポーターと警察が衝突を始めた。
発煙筒や爆竹が飛び交い、スタジアムとその周辺は大混乱に陥った。
その中でゲート9付近において銃撃事件が起こり、27歳の男性サポーターが胸を撃たれた。彼はソウザ・アギアル病院に運ばれたものの、その後息を引き取ったという。
他にも2名のサポーターが足を撃たれて病院に運ばれており、1名が割れたガラスで負傷したとのことだ。
スタジアム周辺でもヴァスコ・ダ・ガマのサポーターは瓶や石での攻撃を行なっており、警察はそれに催涙弾などで応戦していたという。
なお、これに対してブラジルサッカー連盟は10万レアル(およそ347万円)までの罰金を言い渡すことができるようだ。