手厚いサポート…ウェスタンシドニー・ワンダラーズ、ニューカッスル・ジェッツなど(オーストラリア)

ルールがかなり厳しいことで知られているオーストラリア・Aリーグ。比較的トップダウンで運営されている大会であり、サッカー協会の干渉が強い。

しかしその反面、クラブの創設や破産の際にはサッカー協会が主導してサポートする形を取っている。

小野伸二選手が所属していたころのウェスタンシドニーは、創設から間もない時期だった。そのため、当時のオーナーはオーストラリアサッカー協会だったのである。2014年にプリモ・グループのポール・レデラー氏が買収し、民間所有となった。

一方、チーム消滅を避けるために協会が引き継いだケースがニューカッスル・ジェッツだ。2015年に当時のオーナーであったネイザン・ティンクラーの資金が尽き、債務返済が不可能となった。

そのためサッカー協会は彼のライセンスを剥脱すると共に、クラブの経営を一時的に引き継ぎ、2015-16シーズンを戦った。その後中国系企業のLedman Groupに売却されている。

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