2001シーズン(ジュビロ磐田)

9試合2得点

2ndステージ第1節清水エスパルス戦で初ゴール
→この年、清水はJ1で4位(残留)

こうした不思議なジンクスばかりが注目される前田だが、過去のデータを調べてまず気付くのは、10年以上にわたってコンスタントに結果を残しているということである。

2003シーズン以降、リーグ戦では14年連続で5得点以上をマークしており、J1では2度の得点王に輝いている。

J1通算得点数は153点であるが、150ゴール以上をあげた選手はわずかに5名しかいない。前提として、前田はJリーグ史に残る点取り屋であるという事実は疑うまでもない。

そこで初ゴールした相手の成績を見ていくと、J1で得点を奪った14シーズンのうち今回の条件に該当するのは6シーズン。2007年から2012年にかけて6シーズン連続で初ゴールを奪った相手が降格しているが、逆に言えばこの時以外に該当するデータはないということになる。

また、残留に成功したチームでも2004年の大分(13位)、2006年の甲府(15位)、2016年の仙台(12位)など残留争いを強いられたケースがある一方、2003年には横浜FMが優勝を果たすなど、必ずしもそうしたチームが低迷しているわけではない。

前田に初ゴールを許した大宮は、これからどのような戦いぶりを見せるのだろうか。

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