今夏、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したベルギー代表FWロメル・ルカク。

開幕を前に、『Squawka』による「ユナイテッドであるうるルカクの3つの起用法」を見てみよう。

ファンのお気に入り:4-3-3

ポール・ポグバが復帰して以降、彼を自由にプレーさせるために、中盤を3枚にすることが求められてきたユナイテッド。今度はそこにさらなる大物FWルカクが加わった。これにより、クラブの未来を担うと期待されるマーカス・ラッシュフォードの立場が危うくなるのではないかという懸念もある。

だが、モウリーニョはルカクを入れた4-3-3システムでプレーさせることで、チーム最高のMF(ポグバ)と最も有望な若手FW(ラッシュフォード)の能力を最大限に発揮させることができる。

ルカクはゴールを背にするよりも走るプレーを好む。ラッシュフォードは左に回ることになるが、彼にはボックス内に切れ込む傾向があり、それは外に流れる性質を持つルカクととぴったりハマる。より厄介な角度から攻め込むことができるはずだ。

一方、ポグバは深い位置から攻め上がる際、スルーパスを通すためのターゲットの選択肢を手にするだろう。彼は昨季のプレミアリーグでケヴィン・デ・ブライネに次ぐスルーパスを記録、また同じポジションではムサ・デンベレに次ぐドリブル突破も記録している。ポグバの攻め上がる動きが増えれば、プレーの選択肢と自ら生きるために必要な流動性を得られるはずだ。

そして、ポグバはすでにピッチ外でルカクと上手くやっている(友人関係にある)。2人の関係性にラッシュフォードを加えることができれば、実りあるものになるはず。

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