2トップ:4-4-2
昨季のモウリーニョは最も危険な相手を封じる際、最新のマスタープランとして4-4-2システムを使った。特定の脅威にマンマークを置き、ボールを持っていない時には効果的に6バックへと移行するものだ。
アントニオ・コンテ監督率いるチェルシーを打ち破った時に、これはうまくハマった。ラッシュフォードとジェシー・リンガードの2トップが、相手を混乱に陥れたのだ。
ルカクは例えチャンスを逸していたも、最後の瞬間で自らを救うことを好むストライカーだ。昨季プレミアリーグにおいてラスト10分間でのゴールが最も多かった選手(9得点)なのだ。
ルカクはラッシュフォードと組んだ際にリンガードがやったようなプレーはしないだろう。だが、相手にとっては、モウリーニョの戦術によって崩れた相手を仕留めるためにいいポジションで待つことを続けるルカクのほうがはるかに脅威だ。