フィリペ・コウチーニョとその子供たち(アマドゥ・ディアワラ&アラン・サン=マクシマン)
バルサとコウチーニョとの噂はずっと伝えられてきた。
事実、昨年にはバルサ恒例のメディアを使ったお色気攻勢が行われた。レジェンドたちがコウチーニョの素晴らしさを語り、カンプ・ノウでプレーできる能力があると口を揃えたのだ。
ユルゲン・クロップ監督はどこにも行かないと主張しているが、我々はフットボール界で「金がものをいう」のを散々目にしてきた。
ネイマールの移籍で、バルサは大物獲得が必要になるだろう。コウチーニョはそれにぴったりハマる。
ネイマールのそのままの後継として左WGとしてプレー可能だ。だが、より興味深いことに、イニエスタの後継者として中盤でもプレーできる。
リヴァプールでも見せてきたように、コウチーニョはその役割でプレーするための全ての攻撃性能が備わっている。そのタッチ、ドルブルスキル、ビジョンを考えれば、(アタッカーから)クリエイティブなセンターMFへと進化するのは非常に自然なことに思える。
守備は向上させる必要はあるだろうが、そこにはアマドゥ・ディアワラを加えればいい。
昨季、ナポリへステップアップしたこのギニア人MFはとてつもないクオリティを見せつけた。特にCLでのレアル・マドリー戦において。
相手から強いプレッシャーを受けてもワンタッチでプレーできる能力は、チャビの役割をこなすのに最適だ。彼はより広域的なパサーにならなければいけないだろう。だが、チャビも守備的な位置からより前のポジションに移行したことは注目に値する。そして、中盤の底でプレーすることを学んだことでディアワラは神出鬼没になったし、支配的な存在になるための守備的な安定感も手にいれた。
だが、コウチーニョが中盤でプレーすることになった場合、ネイマールの後釜は誰になるのか?
アラン・サン=マクシマンはワンダーキッドだ。昨季モナコからバスティアに貸し出された彼は、欧州5大リーグにおいて第5位となる134度のドリブル突破を記録した。
両ワイドでもトップでもプレー可能だ。その驚異的なドリブル力はネイマールを失ったバルサの攻撃陣に推進力とスピードをもたらすだろう。
✍️ Allan St-Maximin de l’@AS_Monaco à l’@ogcnice.
C’est signé ! pic.twitter.com/pX8lBWXRO7
— OGC Nice (@ogcnice) 2017年8月7日
※ただ、サン=マクシマンはモナコからニースへの移籍が決まってしまった。