アントニ・マルシャル、ジャン・ミカエル・セリ、マラング・サールの3人獲得

いずれにしろバルセロナは来年夏にはウスマヌ・デンベレを獲得しそうである。なので、右WGは安泰になるので、2.22億ユーロは現在抱えている問題に対処するために使うべきだ。

バルサは左WGを必要としている。マルシャル獲得のためにマンチェスター・ユナイテッドに多額の資金を投下しないのはなぜなのか?

ジョゼ・モウリーニョは彼のことを真剣には起用していない。バルサが6000万ユーロ(78.3億円)を支払えば、ユナイテッドはその資金でモウリーニョが本当に欲しがっているイヴァン・ペリシッチを獲ることができる。

マルシャルはどんなクラブにおいても左WGとしてワールドクラスになれる驚異的な才能を持っている。それがバルサでもあってもだ。

そして、1億ユーロ(130億円)を使って問題ある残りのポジションの補強を行う。狙うのは、ニースでプレーする2人だ。

コートジボワール代表MFジャン・ミカエル・セリは天才的なプレーメイカーであり、チャビの後継者になれるスキルを持っている。パスも出せ、動けるうえにタックルもできる。セリは手頃な価格のマルコ・ヴェッラッティになりうる。掘り出し物のほうがよくなることもある。

マラング・サールは驚異的な若手DFだ。バルサはジェラール・ピケとサミュエル・ウンティティを除くと、未知数なマルロンと過去の人であるハビエル・マスケラーノしかCBがいない。

サールなら守備陣に驚くべき厚みをもたらすだろう。必要とあれば3バックでもプレー可能で、ピケが引退する日に向けてDFの将来を確保できる。

【次ページ】やっぱりあの大物!