こうした際に参照するのは、Jリーグが発行している「J.LEAGUE HANDBOOK 2017」。いわゆる「規約・規程集」だ。
「試合実施要項」の第14条「外国籍選手」には、以下のような記載がある。
(1) 試合にエントリーすることができる外国籍選手は、1チーム3名以内とする。ただし、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国の国籍を有する選手については、1名に限り追加でエントリーすることができる。
(2) 登録することができる外国籍選手は、1チーム5名以内とする。
(3) Jリーグが別途「Jリーグ提携国」として定める国の国籍を有する選手は、前2項との関係においては、外国籍選手ではないものとみなす。
(1)にある通り、基本的にJリーグでも外国籍選手の上限エントリー人数は「3人」となっている。しかし、例外がいくつか認められているのだ。
その一つが、いわゆる「アジア枠」。AFC加盟国の国籍保有選手については、1名に限って追加でエントリーすることができる。
そしてもう一つが、「Jリーグ提携国枠」。Jリーグが提携国として定める国の国籍保有者は外国籍選手とはみなされない。
これにより、事実上外国籍選手の試合エントリーは5人が上限となるのだ。