Jリーグの名物にもなりつつある、ミクニワールドスタジアム北九州の「海ポチャ」。
ギラヴァンツ北九州が今季からホームとして使用する同スタジアムはバックスタンドのすぐ裏側に海が広がっており、クリアしたボールが観客席を越えてそこに飛び込む現象のことをいう。
この海ポチャは6月に行われた試合で初めて発生したのだが、このほど二例目が確認された!
先週末に開催されたJ3の第19節ギラヴァンツ北九州対藤枝MYFC戦…
Jリーグ海ポチャ第2号🌊✨
サポーターも見守る中、ミクスタでは海のボールパーソンが船でボール回収に向かいました🛥👏@Giravanz_staff#giravanz #kitakyushu#Jリーグ pic.twitter.com/UtETSAELUB
— Jリーグ (@J_League) 2017年8月21日
藤枝MF平石直人がクリアしたボールが海へ!
その瞬間スタジアムは大きく湧き、盛り上がりを見せたのだった。
観客の中には席を立ち、ボールの行方を確認する人も!
あろうことか試合中にピッチに背を向けるファンがいるなんて…。それでも、これはミクニワールドスタジアム北九州でしか見られない光景だ。
ギラヴァンツ北九州×藤枝MYFC戦!ミクニワールドスタジアム北九州、試合が見やすくてスタンドからの景色も綺麗ですごく良かった♡海のボールパーソンがいるのも北九州だけ✨Jリーグ2回目の海ポチャも見ることができました!ゴールが決まった瞬間と同じようなスタンドの歓声!凄かった!! pic.twitter.com/tzcTab3bNs
— 佐藤美希 (@sato_miki626) 2017年8月20日
なお、この試合にはJリーグ女子マネージャーの佐藤美希さんも観戦に訪れていたよう。
佐藤さんによれば、海ポチャした時は「ゴールが決まった瞬間と同じようなスタンドの歓声」であったそう。1シーズンに数度しかないチャンスに立ち会うなんて、佐藤さんはやっぱり“持ってる”!
なお、ミクニワールドスタジアム北九州ではボールが海に入った際、運営者側が回収することになっている。
これは「海のボールパーソン」と呼ばれており、この日の藤枝戦では北九州市漁業協同組合長浜支所が保有する「秀丸」という漁船が担当していたとのこと。
試合前にはサポーターにも紹介されており、船の操縦者をカメラで抜く粋な演出も。「海のボールパーソン」というネーミングセンスも抜群であり、一度は行ってみたいと感じさせるスタジアムである。
※画像は『DAZN』の許諾を得て使用しています