Jリーグでプレーした経験を持たずに海外へ挑戦し、一定の地位を築いたことで知られる瀬戸。
瀬戸は2007年にアストラ・ジュルジュの前身であるプロイェシュティに加入すると、すぐさまレギュラーを掴む。
加入1シーズン目に2部昇格、2シーズン目に1部昇格とトントン拍子でチームを躍進させ、2013-14シーズンにはルーマニアのカップ戦で優勝する快挙を果たした。
そんな瀬戸は2007年から2015年まで、そして2016年から2017年までアストラでプレー。所属は実に10シーズンに渡り、これは内田とシャルケの関係よりも長い。
マイナー地域や下部リーグを含めると内田以上の在籍歴を持つ選手はいるかもしれないが、おそらく一定のレベルの1部リーグで一つのクラブに10年在籍したことがある日本人は瀬戸だけだろう。