リヤド・マフレズ(レスターMF)
レスターを優勝に導く活躍により、「Player of the Year」を受賞した2015-16シーズンから一転、昨季のマフレズはひどかった。
トップクラブへの移籍という夢が破れたことで、すねてフラフラしているように見えた。1年前のダイナミックなウィンガーの姿はどこにもなかった。
だが、今季はそのクリエイティブさの最高潮に近づいている。彼が退団を望んでいることは周知の事実だが、そのことは仕事ぶりに影響しなかった。
まだ得点こそないが、2試合で2アシストと6度のドリブル突破を成功させている。昨季レスターは彼を現金化しなかったことを嘆き悲しんだが、マフレズはダイナミックなドリブラーとして復活した。両者は抱き合って喜ぶだろう。
アニトニ・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッドFW)
近年のユナイテッドにおいて最も才能ある選手のひとりであるマルシャル。ルイス・ファン・ハール体制の最終年において、彼はスターだった。
だが、ジョゼ・モウリーニョのもとで、この桁外れの才能を持つウィングは苦しんだ。ひどいプレーをしたわけではないが、プレータイムがかなり制限された。
彼に対する主な批判者はモウリーニョであり、指揮官の批判は公にされた。ジョゼはマルシャルにモチベーションを与えようとしていたように見えたが、それはうまくいかなかった。
だが、今季は何かが変わった。モウリーニョの愛想がよくなったのか、それともマルシャルがうんざりしたのかは分からないが、彼を取り巻く環境は違うものになった。いまだに彼の役割は限られたものでもあるにもかかわらずだ。
開幕2試合では途中出場から2ゴール1アシストと活躍。第3節ではスタメンの座を掴んだ。