リオ五輪でブラジル代表の優勝に貢献し、その後インテルへと移籍したガビゴウことガブリエウ・バルボーザ。
だが、セリエAでは出場機会に恵まれず、今夏ベンフィカにローンされた。
そんななか、『O Jogo』が気になる情報を伝えている。
それによれば、当初は1年間だったローン期間が早期に打ち切られ、来年1月にも“返却”される可能性が高まっているという。
というのも、ベンフィカは170万ユーロ(2.2億円)のローン料金を支払ったものの、彼がポルトガルでプレーしたのはここまでわずか148分間だけなのだ。
ルイ・ヴィトーリア監督の構想からも外れており、他の選手がすでに優先的に起用されている状況にある。
彼には2500万ユーロ(32.9億円)の買い取りオプションも付随していたが、もはやそれを行使するような状況ではなくなっている。
ただ、FIFAのルール上、インテル復帰後にまた別の欧州クラブに貸し出すことはできないとも(1シーズン3つ以上のクラブでの出場は不可というものだが、今季インテルではベンチ入りのみのはず)。
かつてはブラジルの宝石とも讃えられた21歳の去就はどうなるのだろうか…。