ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の指揮の下で2014年のワールドカップに出場したアルジェリア代表。
しかし今回の予選では序盤から調子が上がらず、早々に予選突破の可能性が消えてしまった。
4月に招聘したルーカス・アルカラス監督は10月に解任され、新たにかつてのレジェンドであるラバー・マジャール氏の就任が決定した。
10日にはナイジェリアと1-1で引き分け、14日の試合では中央アフリカに3-0と勝利。新体制はいいスタートを切ったが、その後の記者会見でトラブルがあったという。
ラジオ局の記者であるマーマル・ジェブール氏が、リヤド・マフレズに対して「何故最近の試合でチームは良くないように見えるのか?」と質問。
横に座っていたマジェール監督は、マフレズの腕を叩いて「2秒くれ」と言うと、ジェブール氏に激しい言葉をぶつけたという。
Algeria's head coach unleashing the fury is truly a sight to behold...
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— BBC Sport (@BBCSport) 2017年11月16日
ラバー・マジャール
「ジェブール、君は代表チームの敵だ。私は公に言う。聞いてくれ。私は皆を尊重しているが、彼は違う。私は彼を尊重していない。
黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!黙って若者に道を譲れ!次の質問へ」
この会見はアルジェリアで広く放送されていたため大きな話題になり、波紋を巻き起こした。
マーマル・ジェブール記者はその後ラバー・マジャール監督の行動を非難する声明を発表したとのこと。